アメブロで同じキーワードを意識した記事が増えてくると、「この記事同士はカニバリしていないか」と気になることがあります。
ただし、同じキーワードを使った記事が複数あるだけで、すぐにカニバリと判断する必要はありません。確認したいのは、複数の記事が同じ検索意図に答えていて、実際の検索結果でも同じキーワードに対して競合しているかどうかです。
この記事では、タイトルへのキーワードの入れ方ではなく、すでに似た記事が増えている状態から、アメブロの記事カニバリを確認して整理する手順に絞って解説します。
アメブロのカニバリは同じキーワードの記事があるだけでは判断しない
最初に確認しておきたいのは、「キーワードが重なっていること」と「カニバリが起きていること」は同じではないという点です。
たとえば、同じテーマについて書いた記事が2本あっても、それぞれが違う疑問に答えているのであれば、両方を残せる場合があります。
| 記事の状態 | 判断の目安 |
|---|---|
| 同じキーワードを使っているが検索意図が違う | 役割を分けて残せる可能性がある |
| 同じキーワードで同じ疑問に答えている | カニバリ候補として確認する |
| 検索結果で複数の記事が同じ検索語に表示されている | 検索実績を比較して整理を検討する |
| 表示される記事が時期によって入れ替わる | 記事の役割が重なっていないか確認する |
重要なのは、記事タイトルだけを並べて判断しないことです。
「この記事を検索した人は何を知りたくて、この記事では何を答えているのか」まで比較すると、本当に整理が必要な記事を見つけやすくなります。
アメブロの記事カニバリを確認する4つの手順
すでに似た記事が増えている場合は、いきなり削除や統合をするのではなく、候補を絞ってから検索実績を確認します。
確認するときは、次の順番で進めると整理しやすくなります。
- 似た記事を一覧にする
- アメブロの検索流入データで検索キーワードを確認する
- 利用できる場合はSearch Consoleでキーワードごとのページを比較する
- Google検索は補助的な確認方法として使う
手順1:同じテーマの似た記事を一覧にする
最初に、カニバリしている可能性がある記事を集めます。
この段階では、「タイトルが完全に同じか」ではなく、同じ人が検索しそうな記事を広めに拾ってください。
たとえば、次のような2記事があるとします。
- アメブロでアクセスを増やす方法
- アメブロのアクセスアップのコツ
タイトルは違いますが、どちらも「アメブロのアクセスを増やしたい人」に向けて、似た答えを書いているならカニバリ候補になります。
一方で、「アメブロのアクセス解析の見方」と「アメブロのアクセスを増やす方法」であれば、同じ「アクセス」という言葉が入っていても検索意図はかなり違います。
候補を一覧にするときは、最低でも次の項目をメモしておくと後の判断がしやすくなります。
- 記事タイトル
- 記事URL
- 狙っているメインキーワード
- 記事で答えている悩み
- 記事を読んだあとに分かること
キーワードよりも「記事で答えている悩み」が同じかどうかを見るのがポイントです。
手順2:アメブロの検索流入データから検索キーワードを確認する
候補記事を集めたら、実際にどのような検索キーワードから読まれているのかを確認します。
現在のアメブロでは、アクセス解析から検索サイト経由のパフォーマンスを確認でき、記事ごとの詳細画面では検索前に使われたキーワードも確認できます。
候補になっている記事をそれぞれ開き、同じ検索キーワードで表示やクリックが発生していないかを比較してください。
たとえば、記事Aと記事Bの両方で「アメブロ 集客 方法」という検索キーワードから表示されているなら、次に本文の検索意図まで比較します。
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 検索キーワード | 同じキーワードや近いキーワードで表示されているか |
| 表示回数 | どちらの記事が多く検索結果に出ているか |
| クリック数 | 実際に読者から選ばれている記事はどちらか |
| 平均掲載順位 | どちらの記事が検索結果で安定しているか |
| 検索意図 | 2記事が同じ疑問に答えていないか |
ここで大切なのは、複数の記事に同じ検索キーワードが出てきただけで削除を決めないことです。
同じキーワードでも、読者が求める情報を別の角度から満たしている場合があります。検索データと本文の役割をセットで確認します。
手順3:Search Consoleを利用している場合はキーワードごとのページを比較する
Google Search Consoleを利用できる状態であれば、カニバリ候補をさらに確認しやすくなります。
検索パフォーマンスで調べたい検索キーワードを指定し、その状態で「ページ」を確認すると、その検索キーワードに対してGoogle検索へ表示されたページを比較できます。
基本的な確認手順は次のとおりです。
- 検索パフォーマンスを開く
- 確認したい検索キーワードで絞り込む
- ページの一覧へ切り替える
- 複数の記事URLが表示されているか確認する
- クリック数・表示回数・平均掲載順位を比較する
たとえば、同じ検索キーワードについて記事Aと記事Bが継続的に表示され、どちらを中心記事にするのか分からない状態になっているなら、本文の重複度を確認する価値があります。
反対に、記事Aが中心キーワード、記事Bがより具体的な関連キーワードを拾っているのであれば、無理に1記事へまとめなくても役割分担できる場合があります。
「同じ検索語で2ページ出ている」だけではなく、「同じ検索意図を2ページで取り合っているか」を見ることが重要です。
手順4:Googleのsite検索は候補探しとして使う
アクセス解析だけでは記事を見つけにくい場合は、Google検索で候補を探す方法もあります。
検索欄へ、次のような形で入力します。
site:ameblo.jp/自分のブログID/ 調べたいキーワード
たとえば「集客」というテーマの記事を調べたいなら、自分のアメブロURLを指定して「集客」を検索し、似た記事が複数出てこないかを確認します。
ただし、site検索の並び順だけでカニバリを断定することはできません。
ここでは「似た記事を見つけるための候補探し」と考え、最終的にはアクセス解析やSearch Consoleの検索実績と記事内容を確認してください。
カニバリ候補が見つかったら検索意図を1文で書き出す
似た記事が見つかったあとに最も重要なのが、それぞれの記事の検索意図を整理する作業です。
記事Aと記事Bについて、次の形で1文ずつ書いてみてください。
- 記事A:○○を知りたい人に、○○を説明する記事
- 記事B:○○を知りたい人に、○○を説明する記事
2つの文章がほぼ同じになった場合は、記事の役割が重なっている可能性があります。
たとえば、次の2記事があったとします。
| 記事 | 検索意図 |
|---|---|
| アメブロ集客の方法 | アメブロから集客する具体的な方法を知りたい |
| アメブロ集客のコツ | アメブロから集客する具体的な方法を知りたい |
この場合は答えている疑問がほぼ同じなので、記事を分けている意味が薄くなっています。
一方、次のように役割を分けられるなら、別記事として残しやすくなります。
| 記事 | 検索意図 |
|---|---|
| アメブロ集客の方法 | アメブロ集客の全体的な流れを知りたい |
| アメブロからLINEへ集客する方法 | アメブロ読者をLINEへつなげる方法を知りたい |
このように、中心となる記事と、より具体的な悩みに答える記事へ役割を分けると整理しやすくなります。
似た記事を整理するときは中心記事を1本決める
検索意図がほぼ同じ記事が複数見つかった場合は、最初に中心となる記事を決めます。
「新しい記事だから残す」「古い記事だから消す」という決め方ではなく、現在の検索実績と記事内容を見て判断します。
中心記事を決めるときに確認する項目
候補が2記事以上ある場合は、次の項目を比較します。
- 検索結果での表示回数
- 検索からのクリック数
- 狙いたい検索キーワードとの一致度
- 記事内容の充実度
- 情報の新しさ
- 今後追加したい内容との相性
検索実績がある記事を中心にした方が整理しやすい場合が多いですが、数字だけで決める必要はありません。
検索意図と大きくずれた記事がたまたま表示されている場合には、今後どの記事をそのテーマの中心にするのかも含めて判断します。
カニバリした記事は統合・役割分担・維持の3つで考える
似た記事を確認したあとに取る方法は、すべて削除することではありません。
基本的には「統合する」「役割を分ける」「そのまま残す」の3つで考えると判断しやすくなります。
| 状態 | 整理方法 |
|---|---|
| 検索意図も内容もほぼ同じ | 中心記事への統合を検討する |
| テーマは近いが別の疑問に分けられる | 記事ごとの役割を明確にする |
| キーワードは重なるが検索意図が違う | 無理に整理せず残す |
| 検索実績がなく内容も中心記事とほぼ重複 | 必要な情報を中心記事へ移して整理を検討する |
検索意図が同じなら内容を1記事へ集める
2記事を読み比べても答えている内容がほぼ同じなら、中心記事を決め、役立つ情報を集めて1記事を充実させる方法があります。
たとえば、記事Aには具体例があり、記事Bには注意点が詳しく書かれているなら、単純に片方を消すのではなく、必要な情報を中心記事へ整理します。
このときも、同じ説明をそのまま増やすのではなく、中心記事だけで読者の疑問を解決できる構成に整えることが大切です。
別の疑問に分けられるなら記事の役割を変える
似た記事でも、より具体的な悩みへ分けられる場合は、それぞれの記事を残す方法があります。
たとえば「アメブロ 集客」というテーマの記事が複数あるなら、次のように役割を分けられます。
- アメブロ集客の全体的な方法
- アメブロからLINEへ集客する方法
- アメブロから申し込みにつなげる導線
- アメブロ集客でアクセスはあるのに反応がない原因
大きなテーマを扱う中心記事と、個別の悩みを扱う記事に分ければ、単に同じキーワードの記事を増やす状態から抜けやすくなります。
記事ごとに「この記事でしか答えない疑問」を決めるのが整理のポイントです。
役割が違うなら無理に統合しない
同じキーワードを含んでいても、検索意図がはっきり違うのであれば、そのまま残して問題がないケースもあります。
たとえば「アメブロ アクセス 増やす」と「アメブロ アクセス解析 見方」は、「アメブロ」「アクセス」という言葉が共通していますが、読者が知りたいことは違います。
キーワードが重なっているという理由だけで記事数を減らすと、これまで拾えていた具体的な検索ニーズまで失う可能性があります。
記事を分けて残すなら内部リンクで関係を整理する
中心記事と関連する記事を残す場合は、それぞれを独立させたまま放置するのではなく、記事同士の関係も分かりやすくします。
たとえば中心記事で全体像を説明し、詳しい内容について個別記事を案内する構成にします。
- 中心記事:アメブロ集客の全体像
- 関連記事:プロフィールの整え方
- 関連記事:記事からLINEへつなげる方法
- 関連記事:アクセス解析の見方
反対に関連記事から中心記事へ戻れるようにしておけば、読者もテーマ全体を理解しやすくなります。
この整理をすると、「どの記事も同じことを説明している状態」ではなく、「中心記事と詳細記事」という関係を作りやすくなります。
アメブロのカニバリ整理でやらない方がよいこと
カニバリが気になると、似た記事を一気に削除したくなることがあります。
しかし、検索実績を確認せずに整理すると、問題のない記事まで消してしまう可能性があります。
タイトルが似ているだけで記事を削除する
タイトルの似ている記事が複数あっても、検索意図が違えば役割を分けられます。
まず本文で何に答えているのかと、実際にどの検索キーワードから表示されているのかを確認してください。
検索実績のある記事を確認せずに消す
記事を整理するときは、検索から表示やクリックが発生していないかを先に確認します。
検索実績のある記事には、その記事だから拾えているキーワードが含まれている場合があります。
複数の記事へ同じ内容を残したままにする
中心記事を決めても、別の記事に同じ答えが大量に残っていれば、記事の役割は曖昧なままです。
残す記事については、「この記事は何について詳しく答えるのか」を改めて明確にします。
検索順位だけを見てカニバリと決める
順位が低い原因はカニバリだけではありません。
検索需要、競合記事、記事内容、検索意図とのずれなど、ほかの要因もあります。
そのため、順位が上がらない記事をすべてカニバリ扱いするのではなく、同じ検索キーワードで複数の記事が表示されているか、内容まで重複しているかを確認します。
整理後は同じ検索キーワードで再確認する
記事を統合したり役割を分けたりしたあとは、作業した時点で終了ではありません。
一定期間後に、最初に確認した検索キーワードでもう一度検索パフォーマンスを確認します。
見る項目は次のとおりです。
- 中心記事の表示回数が増えているか
- 狙った記事にクリックが集まっているか
- 同じ検索キーワードで表示される記事がどう変化したか
- 関連記事が別の具体的な検索キーワードで表示されているか
アメブロの検索パフォーマンスは公開直後にすべてのデータが反映されるわけではないため、変更直後の数字だけで判断しないことも大切です。
整理前と整理後で、同じキーワード・同じ条件を比較すると、変更が適切だったか判断しやすくなります。
アメブロのカニバリ確認でよくある質問
同じキーワードの記事が2本あればカニバリですか?
2本あるだけではカニバリとは判断できません。
同じ検索キーワードを扱っていても、答えている検索意図が違えば別の記事として残せます。実際の検索キーワードと記事内容の両方を比較してください。
アメブロだけでカニバリを確認できますか?
アメブロのアクセス解析では、検索サイトからの表示回数、クリック数、CTR、平均掲載順位などの検索パフォーマンスを確認でき、記事ごとに検索キーワードも確認できます。
まずアメブロ内のデータから候補を探し、必要に応じてSearch Consoleなどのデータと組み合わせると判断しやすくなります。
site検索で複数の記事が出ればカニバリですか?
site検索で複数の記事が表示されたことだけでは断定できません。
候補記事を見つける方法として利用し、その後に実際の検索パフォーマンスと検索意図を確認してください。
カニバリしていそうな古い記事は削除した方がいいですか?
古いという理由だけで削除する必要はありません。
古い記事の方に検索実績がある場合もあります。クリック数や表示回数、内容の充実度を確認し、どちらを中心記事にするか決めてから整理します。
記事を統合するか残すか迷った場合はどうしますか?
2記事の検索意図をそれぞれ1文で書き出してみてください。
ほぼ同じ文章になるなら統合候補です。異なる疑問として明確に説明できるなら、中心記事と関連記事などに役割を分けて残す方法があります。
アメブロのカニバリは検索実績を見てから整理する
アメブロの記事カニバリを確認するときは、同じキーワードの記事があるという理由だけで判断しないことが大切です。
まず似た記事を一覧にし、アメブロの検索流入データや利用できる場合はSearch Consoleで、実際にどの検索キーワードから各記事が表示されているのかを確認します。そのうえで、記事ごとの検索意図を1文にして比較すると、役割の重複を見つけやすくなります。
検索意図まで同じなら中心記事への統合を検討し、別の疑問として分けられるなら役割を明確にして残します。「同じキーワードを使わないこと」ではなく、「同じ答えの記事を増やさないこと」を意識すると、似た記事が増えたアメブロでも整理しやすくなります。



