アメブロでGoogle検索から読者を集めたいとき、「ダイエット」「美容」「集客」のような大きいキーワードをそのまま狙っていないでしょうか。
検索される回数が多そうな言葉ほど魅力的に見えますが、言葉の範囲が広いと検索した人が何を知りたいのかも曖昧です。記事の内容も広がりやすく、検索意図に対してピンポイントな答えを作りにくくなります。
そこで考えたいのが、検索する人の状況や悩みまで具体化したロングテールキーワードです。
この記事ではジャンルの決め方ではなく、すでに書くテーマが決まっていることを前提に、アメブロの記事ごとに狙うSEOキーワードをどう細くしていくかを具体例つきで解説します。
アメブロのロングテールキーワードは「小さい言葉」ではなく検索意図が具体的な言葉
ロングテールキーワードというと、「3語以上のキーワード」と覚えている人もいるかもしれません。
しかし、実際の記事作りでは単語数だけを見るよりも、検索した人が何を知りたいのかを具体的に想像できるかで判断したほうが使いやすくなります。
| キーワード | 検索意図の具体性 | 記事の作りやすさ |
|---|---|---|
| ダイエット | かなり広い | 何を書けばよいか絞りにくい |
| 40代 ダイエット | 少し具体的 | まだ悩みが複数考えられる |
| 40代 ダイエット 食事 | 具体的 | 食事というテーマに絞れる |
| 40代 ダイエット 夜ご飯 メニュー | かなり具体的 | 求められている答えを作りやすい |
「40代 ダイエット 夜ご飯 メニュー」まで具体的になると、検索している人が欲しい情報をかなり想像できます。
このように、アメブロでロングテールキーワードを考えるときは、単純に言葉を長くするのではなく、誰が、どんな状況で、何に困り、何を知りたいのかが見えるところまで絞るのがポイントです。
アメブロSEOで大きいキーワードをそのまま狙わない理由
「検索数が多いキーワードを狙ったほうがアクセスも増える」と考えたくなりますが、大きいキーワードには別の難しさがあります。
検索している人の目的がバラバラになる
たとえば「アメブロ 集客」というキーワードだけを見ると、検索する人の目的はいくつも考えられます。
- アメブロから店舗へ集客したい
- オンラインサービスへ集客したい
- アクセス数そのものを増やしたい
- Google検索から読者を増やしたい
- アメブロ内から読者を増やしたい
これらを1記事ですべて説明しようとすると、内容が広く浅くなりやすくなります。
反対に、「アメブロ 集客 自宅サロン 地域名」のように具体化すれば、どの読者に向けて何を書くのかを決めやすくなります。
大きいキーワードほど記事のテーマが広がりやすい
SEOでは、検索した人が知りたい内容と記事の内容が合っていることが重要です。
大きな言葉だけを狙うと、「あれも必要」「これも必要」と内容を追加しやすくなり、1記事で複数の検索意図を追いかける状態になりがちです。
1記事で答える質問をできるだけ1つに近づけると、タイトル、見出し、本文の方向がそろいやすくなります。
検索数の大きさだけでキーワードを決めない
ロングテールキーワードは検索回数そのものが少ない場合もあります。
しかし、検索数が少ないから価値がないわけではありません。自分の記事で答えられる具体的な悩みであれば、狙う意味があります。
検索数だけを追いかけるのではなく、「この言葉で検索する人に、自分の記事なら具体的な答えを返せるか」を考えることが大切です。
アメブロのロングテールキーワードを作る5ステップ
ロングテールキーワードは、思いついた関連語を適当に足して作るものではありません。
次の順番で考えると、記事の検索意図とキーワードをそろえやすくなります。
ステップ1:最初に大きいキーワードを1つ決める
まず、記事の中心になる言葉を1つ置きます。
たとえば美容室について書くなら「白髪染め」、ダイエットなら「夜ご飯」、アメブロ運営なら「アメブロ SEO」などです。
この段階では大きな言葉でも問題ありません。ここから検索意図を細くしていきます。
ステップ2:「誰の悩みか」を追加する
次に、検索する人の属性や状況を加えます。
- 40代
- 初心者
- 主婦
- 自宅サロン
- 個人事業主
- 初めて利用する人
たとえば「白髪染め」から「40代 白髪染め」にすると、対象が少し具体的になります。
ただし、記事内容と関係のない属性をSEO目的だけで付け足してはいけません。実際にその人向けの記事を書ける場合だけ使います。
ステップ3:「何に困っているか」を追加する
次に、読者が抱えている具体的な悩みを考えます。
| 大きいキーワード | 悩みを加えた例 |
|---|---|
| 白髪染め | 白髪染め 頭皮 痛い |
| ダイエット | ダイエット 夜 お腹すく |
| アメブロ SEO | アメブロ SEO 検索されない |
| 自宅サロン 集客 | 自宅サロン 集客 ブログ 書き方 |
ここまで来ると、単なるテーマではなく「質問」に近づいてきます。
ステップ4:「何を知りたいか」まで絞る
さらに、検索後に欲しい答えを考えます。
よく使われる検索意図には次のようなものがあります。
- 方法を知りたい
- 原因を知りたい
- 違いを知りたい
- 選び方を知りたい
- できるか知りたい
- 失敗を避けたい
- 具体例を見たい
たとえば「アメブロ SEO 検索されない」から、さらに記事内容を「原因」に絞るなら、「アメブロ SEO 検索されない 原因」という方向が考えられます。
一方、改善方法の記事なら「アメブロ SEO 検索されない 対策」のほうが内容と合います。
似たキーワードでも、原因を知りたい人と対策を知りたい人では記事の答えが違う点に注意してください。
ステップ5:検索結果を見て検索意図がずれていないか確認する
候補ができたら、実際にそのキーワードをGoogleで検索してみます。
見るべきなのは、競合サイトの強さだけではありません。
- 上位の記事は何について答えているか
- 初心者向けか経験者向けか
- 方法の記事が多いか、比較の記事が多いか
- 自分が書こうとしている内容と検索結果が合っているか
検索結果と自分の記事内容が大きく違う場合は、キーワードを見直します。
「自分が書きたい内容にキーワードを合わせる」のではなく、そのキーワードを検索する人が求めている答えと記事内容を一致させることが重要です。
ロングテールキーワードは4つの要素で考えると作りやすい
キーワード候補が浮かばないときは、次の4つに分けて考えると整理しやすくなります。
| 要素 | 考える内容 | 例 |
|---|---|---|
| テーマ | 何について検索するか | 白髪染め |
| 対象 | 誰が検索するか | 40代 |
| 状況・悩み | 何に困っているか | 頭皮が痛い |
| 欲しい答え | 何を知りたいか | 原因、対策、選び方 |
すべての要素を毎回キーワードに入れる必要はありません。
大切なのは、これらを考えることで検索している人の姿を具体化することです。
たとえば「白髪染め」という大きな言葉だけでは記事内容を決めにくくても、「40代」「頭皮が痛い」「原因を知りたい」と分解すると、書くべき内容が見えやすくなります。
ロングテールキーワードを選ぶときの具体例
大きいキーワードから具体的なキーワードへ変える考え方を、いくつか見てみましょう。
「ダイエット」から具体化する場合
「ダイエット」は非常に広いテーマです。
- ダイエット
- 40代 ダイエット
- 40代 ダイエット 食事
- 40代 ダイエット 夜ご飯
- 40代 ダイエット 夜ご飯 メニュー
下に進むほど、「この記事で何を答えればいいか」が明確になります。
「アメブロ 集客」から具体化する場合
- アメブロ 集客
- アメブロ 集客 自宅サロン
- アメブロ 集客 自宅サロン 記事
- アメブロ 集客 自宅サロン 記事 書き方
最後まで絞ると、「自宅サロンがアメブロで集客するための記事の書き方」という具体的な記事テーマになります。
「アメブロ SEO」から具体化する場合
- アメブロ SEO
- アメブロ SEO キーワード
- アメブロ SEO キーワード 選び方
- アメブロ SEO ロングテール キーワード
今回の記事もこの考え方で、「アメブロSEO全般」ではなく「ロングテールキーワードの設計」に範囲を限定しています。
1記事で複数のロングテールキーワードを狙いすぎない
キーワードを調べていると、似た言葉が次々に見つかります。
ここで全部をタイトルや本文へ入れようとすると、キーワードの羅列になってしまいます。
Googleも、検索する人が使う言葉をタイトルや主要な見出しなど分かりやすい場所で使うことを基本的なSEO施策として示す一方、不自然に同じ言葉やフレーズを繰り返すキーワードの詰め込みは推奨していません。
そのため、メインとなる検索意図を1つ決め、意味がほぼ同じ関連語だけを自然に本文へ含める考え方が使いやすいです。
たとえば「アメブロ ロングテール キーワード」を狙う記事なら、「アメブロ キーワード 選び方」「アメブロ SEO キーワード」などを補足的に扱うことはできます。
しかし、「アメブロ ジャンル 選び方」まで詳しく説明すると、別の検索意図が入り込みます。ジャンル選びについて詳しく説明したいなら、別の記事に分けたほうがテーマを明確にできます。
タイトルはロングテールキーワードを自然な日本語に直す
キーワードが決まっても、そのまま単語を並べてタイトルにする必要はありません。
たとえば狙うキーワードが「アメブロ ロングテール キーワード」だからといって、
「アメブロ ロングテール キーワード SEO 選び方 方法」
のようなタイトルにすると、検索する人にとって読みづらくなります。
自然なタイトルに直すなら、
「アメブロでロングテールキーワードを狙う方法|大きい言葉を避ける考え方」
のように、キーワードの意味を保ちながら文章として読める形にします。
Amebaには、通常の記事タイトルとは別にGoogleやYahoo!などの検索結果向けの「検索表示タイトル」を設定できる機能があります。
検索表示タイトルを使う場合も、単語を並べるのではなく、狙うキーワードを含みながら記事内容が想像できる自然な文章にすることが大切です。
公開後は実際に表示された検索キーワードを次の記事に生かす
キーワード設計は、記事を公開したら終了ではありません。
検索結果に表示されるようになると、想定していなかった細かな検索語で記事が読まれることがあります。
そこで確認したいのが、実際にどのような言葉で検索結果へ表示され、クリックされているかです。
たとえば「アメブロ SEO」という記事を書いたあとに、「アメブロ SEO タイトル」「アメブロ 検索されない」など特定の検索意図が見えてきた場合、それを別記事の候補として使えます。
既存の記事へ無理にすべて追加するのではなく、検索意図が異なるなら新しい記事に分けます。
この繰り返しによって、大きなテーマの周りに具体的なロングテール記事を増やしていくことができます。
アメブロのロングテールキーワード選びでよくある失敗
検索数が少なそうだから候補から外してしまう
ロングテールは、もともと検索意図を細かくしたキーワードです。
大きいキーワードほどの検索数がなくても、その悩みに対して具体的な記事を書けるなら候補になります。
検索数だけで判断せず、記事との一致度も確認しましょう。
関連キーワードを全部1記事に入れる
「関連している言葉」と「同じ検索意図」は別です。
同じテーマに見えても、検索した人が求める答えが違うなら記事を分けます。
無理に単語数を増やす
長ければロングテールになるわけではありません。
「アメブロ SEO ブログ 集客 アクセス キーワード 方法」のように単語を追加しても、検索意図が明確になるとは限りません。
言葉の長さより、質問が具体的になっているかを確認してください。
記事を書いたあとでキーワードを決める
先に記事を書いてからキーワードを当てはめようとすると、検索意図と本文がずれることがあります。
理想は、最初に「誰のどんな質問に答える記事か」を決め、その質問に合うキーワードを選んでからタイトルと見出しを作る流れです。
アメブロのロングテールキーワードでよくある質問
ロングテールキーワードは何語以上ならよいですか?
単語数だけで決める必要はありません。2語でも検索意図が具体的な場合がありますし、4語でも意味が曖昧な場合があります。
「誰が何を知りたいのか」が想像できるところまで具体化できているかを基準にしてください。
検索数が少ないキーワードでも記事を書くべきですか?
自分のブログテーマと合っていて、具体的な悩みに十分答えられるなら候補になります。
ただし、実際に検索する人がほとんど想定できない言葉を無理に作るのではなく、検索候補や検索結果なども確認して判断します。
1記事につきキーワードは1つだけですか?
中心となる検索意図は1つに絞るのがおすすめです。
意味が近い言い換えや関連語は自然に扱えますが、別の質問まで詰め込むと記事のテーマがぼやけやすくなります。
大きいキーワードは狙ってはいけませんか?
狙ってはいけないわけではありません。
ただし、大きいキーワードほど検索意図が広いため、最初からそれだけを狙うより、具体的な悩みに答える記事を積み重ねたほうが記事設計はしやすくなります。
アメブロの記事タイトルにはキーワードを完全一致で入れる必要がありますか?
不自然な日本語になるまで完全一致にこだわる必要はありません。
読者が記事内容を理解できる自然な文章にしながら、重要なキーワードが伝わるタイトルにします。同じ言葉を何度も繰り返す必要もありません。
アメブロでは大きい言葉を細かい検索意図へ分解して記事を作る
アメブロでロングテールキーワードを狙うときは、単純に単語を3つ、4つと増やすことが目的ではありません。
大きなテーマを「誰が」「どんな状況で」「何に困り」「何を知りたいのか」まで分解することがキーワード設計の中心です。
「ダイエット」「美容」「集客」のような大きな言葉を見つけたら、いきなりそのまま記事を書くのではなく、一段ずつ検索意図を細くしてみてください。
そして、1記事で答える質問を絞り、キーワード、タイトル、見出し、本文の内容をそろえます。
検索キーワードを増やすことよりも、「この言葉で検索した人が読んだとき、欲しかった答えがきちんと見つかるか」を基準にすると、ロングテールを意識した記事設計がしやすくなります。



