日本シャクリーの評判と真実｜ネットワークビジネスで怪しい？宗教っぽい？

日本シャクリーとは？会社概要・社長・モデーアとの関係まで一挙紹介

日本シャクリーの創業背景と会社の歴史

日本シャクリー株式会社は、アメリカに本社を置く「シャクリー（Shaklee）」の日本法人として1975年に設立されました。シャクリーは1956年に創業され、世界初のマルチビタミンサプリメントを開発した会社として知られています。創業者はフォレスト・シャクリー博士で、「自然との共生」という理念を掲げ、サプリメントや健康食品、生活用品などを提供しています。日本においても健康志向の高まりと共に徐々に支持を集め、独自の販売スタイルで市場を拡大してきました。

設立当初は直販が主流でしたが、現在ではネットワークビジネス（MLM）の仕組みを採用し、会員による紹介販売がメインになっています。これにより商品だけでなく、「ビジネスとしてのシャクリー」に興味を持つ人も増えてきました。約50年近い歴史を持つ日本シャクリーは、MLM企業の中でも老舗といえる存在です。

現在の日本シャクリー社長は誰？どんな人？

2023年時点での日本シャクリー株式会社の代表取締役社長は「稲垣健太郎」氏です。稲垣社長は過去に複数の外資系企業でマーケティングやマネジメントに携わっており、その経験を活かしてシャクリーのブランド再構築や若年層へのアプローチを強化しています。彼のもとで、日本シャクリーはデジタル化やSNS活用にも積極的に取り組んでおり、従来の「紙と口伝え」だけに頼らないビジネススタイルへと移行しつつあります。

シャクリー社内では、トップリーダーとの距離も近く、社長自ら会員向けイベントやセミナーに登壇することも珍しくありません。こうした姿勢が信頼感につながっており、MLMにありがちな「社長が何してるか不明」といった不安は少ない印象です。

モデーアとの関係性は？誤解されがちな点

「日本シャクリーってモデーアに買収されたの？」という声をネット上で見かけることがありますが、これは事実ではありません。確かに、モデーア（Modere）も以前シャクリーと同じグループに属していた時期がありましたが、現在は完全に別会社です。モデーアは「ニューウェイズ」というMLM会社の流れをくんでおり、アメリカではシャクリーと並んで知名度のあるブランドです。

この混同は、過去にシャクリー製品を扱っていたディストリビューターの一部が、のちにモデーアへと移籍したことが背景にあるようです。しかし、現在のところ日本シャクリーとモデーアに直接的な資本関係や提携関係はなく、それぞれが独立した形で運営されています。

シャクリーのビジネスモデルとは？

シャクリーのビジネスモデルは、「製品を気に入った会員が紹介し、その紹介が報酬に繋がる」という典型的なネットワークビジネス（MLM）形式です。製品を購入しながらポイントを貯め、その累積によって「タイトル（ランク）」が上がる仕組みになっています。また、紹介者が新たな会員を登録すれば、その下にグループが構成され、そこからの売上でも報酬を受け取れる「グループ収入」もあります。

このシステムは、うまく活用すれば不労所得的な収入が得られる可能性もある一方、スタート時点でしっかりとした知識や戦略がないと、成果が出にくいという難しさも抱えています。

他のMLM企業とのポジションの違い

日本で有名なMLM企業といえば、アムウェイやニュースキン、モデーアなどが挙げられます。これらの企業と比べた際の日本シャクリーの特徴は、「製品力の高さ」と「長年の実績」でしょう。シャクリーは創業から60年以上、MLMとしても50年近い歴史があるため、安定した仕組みが整っている点が評価されています。

また、派手なプロモーションやイベントが少ない一方で、製品の品質に重きを置いた地道な活動スタイルが多くの支持を集めており、「静かなMLM」と表現されることもあります。

アムウェイとシャクリーは何が違う？比較で見える本質

製品の違い（サプリメント・プロテインなど）

アムウェイとシャクリーの大きな違いのひとつが「製品ラインナップと品質のアプローチ」です。両社ともサプリメントやプロテイン、スキンケア商品などを扱っていますが、シャクリーは「自然志向」にこだわり、オーガニック素材や添加物不使用を強く打ち出しています。たとえばシャクリーのプロテインは、ホエイや大豆由来で、無香料・無着色といった「ナチュラル志向」が特徴。そのため、「体にやさしい」「家族に安心して使える」といった理由で選ばれていることが多いです。

一方でアムウェイは、ニュートリライトというブランドで展開するサプリメントが有名で、科学的な根拠や独自農場での原料栽培など「テクノロジーと品質管理」を前面に出しています。どちらも品質には自信を持っていますが、「自然重視ならシャクリー」「研究開発重視ならアムウェイ」といった住み分けがされています。

報酬プランや仕組みの比較

ビジネスとしての仕組みも両社で大きく異なります。アムウェイは「バイナリープラン」と呼ばれる報酬制度で、紹介した人が2人、それぞれさらに2人を紹介する…という構造が基本。一方シャクリーはより自由度が高い「ユニレベルプラン」を採用しており、何人でも横に紹介できるのが特徴です。

また、アムウェイでは一定の購入ノルマやタイトルキープの条件がやや厳しく、「稼ぐには継続的な活動が必須」と言われています。シャクリーは比較的条件が緩やかで、商品購入のみでも会員を続けられる柔軟性があります。そのため、副業としてマイペースに取り組みたい人にはシャクリーの方が向いているケースも多いです。

勧誘スタイル・活動方針の違い

アムウェイと聞くと、「しつこい勧誘」「マルチっぽい」といったネガティブなイメージを持つ人も少なくありません。実際、SNSや街頭などで積極的に勧誘を行っているケースも多く、これが世間の印象に影響しています。対してシャクリーは「紹介はあくまで自然な流れで」という方針を持っている人が多く、強引な勧誘は少なめです。

もちろん、個人のスタイルによる差はありますが、全体としてはシャクリーの方が「静かなMLM」と言われることもあるほど、控えめな活動スタンスが見受けられます。

世間からの見られ方や信頼度

アムウェイは知名度が非常に高い一方で、「マルチ商法＝アムウェイ」という先入観を持たれがちです。そのため、説明する前から敬遠されたり、断られたりすることもあります。シャクリーは知名度こそそこまで高くありませんが、その分「ネットワークビジネスと知らなかった」という人もおり、商品のファンとして自然に始める人もいます。

また、企業としてのトラブルも比較的少なく、長年続いているという点での信頼感があります。これが「地味だけど安定してる」という評価につながっているようです。

実際にどっちが稼げるの？

「どっちが稼げるのか？」という点に関しては、個人の努力ややり方に大きく左右されます。ただし、アムウェイは組織構築のスピードが早いため、短期間で大きく稼げる可能性があります。一方でシャクリーは、堅実な商品リピートや長期的な信頼関係に基づいたビジネスモデルなので、スピードは遅くとも安定しやすいのが特徴です。

つまり、「短期集中で結果を出したいならアムウェイ」「長期的に地道に取り組みたいならシャクリー」という選び方が現実的です。

怪しい？宗教っぽい？シャクリーのリアルな評判と実態

「怪しい」と言われる理由を冷静に分析

「シャクリーって怪しくない？」と感じる人は少なくありません。理由のひとつは、ネットワークビジネスという形態そのものに対する一般的な偏見です。日本では「MLM＝マルチ商法＝悪」というイメージが根強く、特に過去にトラブルを起こした他社の影響もあって、すべてのMLM企業が一括りにされがちです。

また、知人からの勧誘やセミナーへの誘いなど、日常とは異なる接し方に戸惑う人も多いでしょう。「買わないと気まずい」「断りづらい」といったプレッシャーを感じる場面があるのも事実で、それが「怪しい」という印象に繋がります。

とはいえ、シャクリー自体は日本国内で長年営業している実績があり、法令も順守している企業です。販売方法や人との距離感さえ間違えなければ、他の一般的なビジネスと同じく健全に活動することも十分可能です。

「宗教みたい」という口コミの正体

ネット上では「シャクリーって宗教っぽい」といった口コミも見られます。これは、シャクリーの会員同士のつながりが非常に強く、独自の価値観や理念に共感し合っているからこそ、外から見ると“閉鎖的”に見えてしまうことが原因です。

特に「成功者の言葉を信じて行動すればうまくいく」「理念を深く理解すべき」といったメッセージは、自己啓発や宗教に似ている印象を与えることがあります。ただし、これはシャクリーに限らず、どのMLMにも共通して見られる文化であり、実際に宗教団体と関係があるという事実は一切ありません。

シャクリーを信じて活動する人たちの声

実際にシャクリーで活動している人たちは、「怪しくない」と感じている人が多数派です。むしろ、「最初は疑っていたけど、製品がよかったので続けている」「自分のペースで仕事ができるのが魅力」といった肯定的な意見も多く見られます。

また、シャクリーでは強制的なノルマや買い込みを必要としないため、商品に対して純粋に信頼を持っている人も多く、無理な勧誘を避ける姿勢の人も目立ちます。これは、MLM業界の中でも珍しい「落ち着いたスタイル」と言えるかもしれません。

勧誘の実態とトラブル事例

一方で、「友人から突然勧誘されて驚いた」「イベントに連れて行かれて、実はセミナーだった」といったトラブル事例も存在します。こうしたケースは、ビジネスのノウハウが未熟な初心者によるものが多く、悪意というよりも経験不足から来ていることがほとんどです。

トラブルを避けるには、「相手の立場を考える」「誤解を生まない説明を心がける」「無理な押し売りをしない」などの基本を守ることが大切です。シャクリー自体も、適切な倫理基準を保つよう教育を強化しています。

法律・コンプライアンス的に問題はある？

日本シャクリーは、特定商取引法や景品表示法などの関連法規を遵守して運営されています。また、厚生労働省のガイドラインに基づき、商品の表示や販売活動においてもコンプライアンスを重視しているのが特徴です。

過去に違反で行政処分を受けたといった情報も見当たらず、少なくとも企業としての姿勢は健全と言えるでしょう。もちろん、個々の会員が法を知らずに違反行為をしてしまうリスクはゼロではありませんが、会社としての取り組みは評価されています。

芸能人も愛用？話題のシャクリー商品レビュー＆評判

話題のシャクリー プロテインの評判まとめ

シャクリーの中でも特に人気が高いのが「プロテイン」です。中でも「シェイクタイプ」のプロテインは、ダイエット目的や健康維持を目的とした多くのユーザーに支持されています。主成分は植物性のソイプロテインで、アレルギー対策として乳製品不使用という点が好評です。口コミでは「お腹にやさしくて毎日飲める」「甘すぎず自然な味」といった声が多く、長期的に続けやすい点が特徴です。

また、合成着色料・人工甘味料・防腐剤を一切使用していないため、体に取り入れるものに気をつけている層に人気です。実際、口コミサイトやSNSでも高評価が目立ち、「美容に敏感なママ層」や「健康志向のビジネスパーソン」からも注目されています。

他の人気商品とその効果

シャクリーにはプロテイン以外にも人気の商品があります。たとえば、ビタミンCやマルチビタミンのサプリメントは、ナチュラル志向の素材で作られており、免疫力や体調管理をサポートすると評判です。また、スキンケアラインも「赤ちゃんにも使えるやさしさ」として話題を呼んでいます。

「シャクリー180」という体質改善向けのプログラム商品もあり、体重管理を目的とした人たちからの支持を集めています。全体的に「使ってみたら思っていた以上に良かった」「安心して家族にもすすめられる」という声が多く見られます。

芸能人やインフルエンサーが使ってるって本当？

シャクリーの商品は、一部の芸能人やインフルエンサーにも愛用されていると言われています。具体的な名前は企業側が公表していないため公式には明らかではありませんが、美容系YouTuberやナチュラル志向のインスタグラマーなどが「シャクリーのプロテイン飲んでます」と紹介している投稿が散見されます。

その理由として、ステマや広告を感じさせず「本当に気に入ったものを紹介している雰囲気」があり、ファンからの信頼を得ていることが挙げられます。また、著名人がサロンや自宅で使っていることから、「ちょっと高くても品質で選びたい」という層に広がっているのです。

価格は高い？コスパを分析

シャクリーの商品の価格は、他の一般的なサプリメントやプロテインに比べるとやや高めです。たとえば、プロテイン1袋が約7,000円前後と、ドラッグストアなどで売っている市販品よりも高価格帯です。

しかし、配合成分の質や吸収率の良さ、無添加であることなどを考慮すると、「長く使う価値がある」という意見も多く見られます。また、会員価格や定期購入を利用すれば、割引もあるためコストパフォーマンスは決して悪くありません。特に「体に入れるものだから品質重視」という人には、納得できる価格帯でしょう。

商品購入だけでもOK？ビジネス抜きの関わり方

「ネットワークビジネスって勧誘しないといけないんでしょ？」と不安に思う方もいますが、シャクリーは商品購入だけでも会員として利用可能です。つまり、無理に紹介をしなくても「愛用者」として商品を買い続けることができます。実際に、シャクリーの会員の多くが「ビジネスではなく商品が気に入っているから続けている」と答えています。

このスタンスが、新規ユーザーにも受け入れられやすいポイントです。「とりあえずプロテインだけ試したい」という人でも、気軽に始められる仕組みになっており、ビジネス目的のプレッシャーを感じずに利用できるのは魅力のひとつでしょう。

日本シャクリーのネットワークビジネスはやる価値ある？

稼げる人と稼げない人の決定的な差

ネットワークビジネスにおいて「稼げるかどうか」は、多くの人にとって最も気になるポイントでしょう。日本シャクリーも例外ではなく、成功して収入を得ている人がいる一方で、まったく成果が出ない人もいます。その違いは何かというと、実は「商品への理解度」と「信頼関係の築き方」にあります。

稼げる人はまず、自分自身がシャクリーの商品をしっかり使い、その良さを自分の言葉で語れる人です。また、相手の悩みに寄り添って提案することで、「売り込み」ではなく「紹介」に近い形で信頼を得ています。反対に、稼げない人は商品のことをよく知らず、いきなり勧誘だけをしてしまいがち。これは相手に警戒され、断られる原因になります。

また、行動量や継続力も大きな差を生みます。毎日コツコツ活動する人は、着実に信頼を積み重ねていきますが、短期間で成果を求める人ほど早く諦めてしまう傾向があります。

シャクリーで成功している人の共通点

シャクリーで結果を出している人たちには、いくつかの共通点があります。まず1つ目は「誠実さ」。売上至上主義ではなく、相手の健康や生活を本気で考えている姿勢が伝わると、自然と人はついてきます。

2つ目は「セルフブランディング力」。ブログやSNSを活用して、自分がどんな価値を提供できるのかを発信している人が多いです。特にInstagramやLINE公式アカウントを使って、情報提供やコミュニティ運営をしているケースが増えています。

3つ目は「学ぶ姿勢」です。成功者の話を素直に聞いて実行する、商品知識を常にアップデートする、といった行動が継続されています。勉強会やシャクリー主催のセミナーに積極的に参加することも、モチベーション維持や仲間づくりに繋がります。

こんな人はやめた方がいい？チェックリスト

正直に言うと、シャクリーのネットワークビジネスは「誰にでも向いている」とは言えません。以下のチェックリストに当てはまる人は、始める前に一度立ち止まって考えた方が良いでしょう。

•  人間関係に積極的でない（紹介が苦手）

•  商品にあまり興味が持てない

•  継続して努力するのが苦手

•  収入を短期で得たいと考えている

•  批判や断られることに極端に弱い

こういった性格や価値観を持つ人は、ネットワークビジネスそのものが合わない可能性があります。逆に、「人と関わるのが好き」「商品の良さを伝えたい」「コツコツ努力するのが得意」というタイプの人は、時間をかけて成果を出せる可能性が高いです。

家族や友人とのトラブルを防ぐには？

ネットワークビジネスでよくあるのが「身近な人との関係悪化」です。特に親しい友人や家族に勧誘してしまい、関係がギクシャクしてしまったという例は少なくありません。これを防ぐには、「紹介するタイミング」と「伝え方」が非常に重要です。

まずは、相手が興味を持っているかどうかを見極めること。「体調が気になる」「健康に気を使っている」といった話題が出たときに自然な流れで話すのが理想です。また、最初からビジネスの話ではなく「商品を使ってみたら良かったよ」と自分の体験を中心に話す方が信頼されやすいです。

相手が興味を示さない場合は、深追いしないことも大切。あくまで「選択肢のひとつとして紹介する」という姿勢を持つことで、人間関係のトラブルを防ぐことができます。

MLM初心者が失敗しないための5つのコツ

初めてネットワークビジネスを始める人にとって、最初のつまずきは致命的になることもあります。以下の5つのコツを意識することで、失敗を最小限に抑えることができます。

1. まずは商品を自分で試してしっかり理解する

2. 無理に売らず、興味を持った人にだけ紹介する

3. 情報発信をSNSやブログで少しずつ始める

4. 成功者のマネをして実践する（オリジナルは不要）

5. 焦らず、短期ではなく中長期で考える

ネットワークビジネスは「人との信頼関係」がすべてです。売り込みではなく、信頼される人になることを意識することで、自然と結果がついてくるでしょう。

【まとめ】日本シャクリーのネットワークビジネスは安心？始める前に知っておくべきこと

日本シャクリーは、50年近い歴史を持つ老舗のネットワークビジネス企業で、サプリメントやスキンケアなど「健康志向」「自然派」を大切にした商品展開が特徴です。実際の口コミや商品評価も比較的高く、特に「シャクリー プロテイン」はSNSでも話題になるほどの人気商品となっています。

一方で、ネットワークビジネスという仕組み上、「怪しい」「宗教っぽい」という誤解を受けることがあるのも事実です。しかし、企業としての法令順守の姿勢や、比較的おだやかなビジネススタイルなど、他のMLM企業とは一線を画す部分も多くあります。

アムウェイなどの大手と比較しても、製品重視・無理のない活動スタイルを支持する人が多く、自分のペースで取り組みやすいのがシャクリーの魅力です。とはいえ、全員が成功できるわけではなく、「誠実さ」「継続力」「信頼関係の構築力」が成功のカギとなります。

これから始めたい方は、「まずは商品を試す」「強引な勧誘はしない」「家族や友人との距離感を大切にする」といった基本を押さえたうえで、自分のスタイルに合ったかたちで関わるのがベストです。情報発信や学習も楽しみながら、少しずつ成長していくことで、ネットワークビジネスという選択肢が、あなたにとって価値あるものになるかもしれません。