アメブロで狙いたいキーワードを検索してみたら、上位が企業サイトや専門メディアばかりだった。そんなとき、「このキーワードは無理だから、もっと長いロングテールキーワードを探そう」と考える人は少なくありません。
しかし、競合が強いと判断したあとに行うべきなのは、単純に検索語を長くすることではありません。テーマを捨てず、読者が検索している悩みや判断ポイントを一段だけずらすのがポイントです。
この記事では、アメブロで狙ったキーワードの競合が強かったときに、どこを見て、どの方向へ一段ずらせばよいのかに絞って解説します。ロングテールキーワード全般の探し方ではなく、「競合判定後にどう動くか」を具体的に整理していきます。
アメブロでキーワードの競合が強いなら検索意図を一段ずらす
狙ったキーワードの競合が強かったときは、そのテーマ自体をすぐに捨てる必要はありません。
まず考えたいのは、同じテーマの中で、検索する人の悩みを一段具体的なところまで進められないかということです。
たとえば「アメブロ キーワード 選定」は、キーワード選び全体を知りたい人が検索する言葉です。そこから一段進んで、「実際に候補を見つけたけれど、検索すると競合が強かった」という場面に絞ると、「アメブロ キーワード 競合 強い」のような別の検索意図が生まれます。
| 元のテーマ | そのまま狙う場合 | 一段ずらした考え方 |
|---|---|---|
| アメブロ キーワード選定 | キーワードの探し方全般 | 選んだキーワードの競合が強かった場合の対処 |
| アメブロ SEO | SEO対策全般 | 検索結果に表示されるのにクリックされない場合の改善 |
| アメブロ 集客 | アクセスや集客方法全般 | アクセスはあるのに問い合わせにつながらない原因 |
| アメブロ タイトル | タイトルの付け方全般 | キーワードを入れると不自然になる場合の直し方 |
語数が増えた結果としてロングテールキーワードになる場合はあります。しかし重要なのは、語数を3語、4語と増やすことではありません。
「同じ読者が次に検索しそうな疑問へ移動する」ことが、一段ずらすという考え方です。
競合が強いかはサイトの大きさだけで判断しない
検索結果に有名企業や大きなサイトが並んでいると、それだけで「競合が強い」と判断したくなります。
ただし、実際にはサイトの知名度だけを見るのではなく、検索結果が自分の狙っている検索意図で埋まっているかまで確認したほうが判断しやすくなります。
検索結果の上位が同じ検索意図でそろっているかを見る
最初に確認したいのは、上位記事が何について答えているかです。
たとえば「アメブロ キーワード選定」で検索して、上位の多くが「キーワードの探し方」「ツールの使い方」「サジェストの見方」まで詳しく説明しているなら、そのまま同じ内容を書いても差を作りにくくなります。
反対に、強そうなサイトが並んでいても、自分が答えたい疑問とは内容が少しずれている場合があります。
この場合はサイトの強さだけを見て諦めず、検索意図に合った記事を書く余地がないか確認します。
上位記事だけで疑問がほぼ解決するかを見る
次に、その検索結果だけで読者の疑問がほぼ解決してしまうかを見ます。
上位記事が似た内容を網羅しており、さらに具体例や経験談まで充実している場合、同じ切り口で後から記事を出す難易度は高くなります。
ここで無理に情報量だけ増やすより、まだ十分に答えられていない「次の疑問」を探したほうが記事の役割を作りやすくなります。
自分だから書ける具体的な答えがあるかを見る
競合が強くても、自分の経験や事例を使って具体的に答えられるテーマなら、そのまま検討する価値があります。
逆に、競合とほぼ同じ情報を集めて言い換えるだけになりそうなら、一段ずらす候補です。
検索上位の記事を見たときは、「これ以上詳しく書けるか」よりも、「この結果を見た読者が次に困ることは何か」と考えると、ずらす方向が見つかりやすくなります。
キーワードの競合が強いときに一段ずらす5つの方法
一段ずらす方向は、思いつきで決める必要はありません。
元のキーワードを起点に、検索するタイミング、条件、悩み、判断基準、実際に起きている問題のどれかを具体化していきます。
検索するタイミングを一段進める
まず使いやすいのが、読者の行動を一段先へ進める方法です。
「どうやって選ぶか」を検索している人の次には、「選んでみたけれど判断できない人」がいます。
- キーワードを探す
- 候補を選ぶ
- Googleで競合を確認する
- 競合が強くて迷う
- 別の切り口を探す
このように行動を順番に並べると、次に検索される疑問が見つかります。
今回の「アメブロ キーワード 競合 強い」も、「キーワード選定」の一段後に発生する悩みです。
読者の条件を一つだけ具体化する
同じ悩みでも、置かれている条件が違えば知りたい答えは変わります。
初心者か、すでに記事数が多い人か、検索流入がまだない人か、表示はされているのにクリックされない人かによって、必要な対策は同じではありません。
ただし「初心者」「おすすめ」などの言葉を機械的に追加するのは避けます。
条件が変わることで答えそのものが変わる場合だけ、別の検索意図として扱うのがポイントです。
方法ではなく失敗や原因へずらす
競合が強いテーマでは、「方法」よりも「うまくいかない理由」にずらす方法もあります。
たとえば「アメブロ SEO対策」が強ければ、単純に「アメブロ SEO対策 初心者」とするのではなく、「検索結果には表示されるのにクリックされない」「キーワードを入れても順位が上がらない」といった具体的な問題へ移します。
方法を知ったあとに発生する失敗は、元のテーマと関連性を保ちながら検索意図を変えやすい部分です。
大きな比較から一つの判断基準へずらす
「おすすめ」「比較」「どっち」といったキーワードは、検索意図が強い一方で競合も増えやすい傾向があります。
その場合、比較そのものではなく、読者が最終的に迷っている一つの判断基準まで絞ります。
たとえば全体的なおすすめ記事を狙うのではなく、「料金を重視した場合」「初心者が続けやすいか」「解約しやすいか」など、判断を左右する一点へずらす考え方です。
単にキーワードを長くするのではなく、大きな質問の中に隠れている小さな決断を記事にするイメージです。
実際に表示されている検索語からずらす
すでにアメブロの記事を公開しているなら、想像だけで次のキーワードを決めなくても構いません。
Amebaのアクセス解析では、検索結果での記事の表示数やクリック数、CTR、平均掲載順位のほか、記事へ来る前に検索されたキーワードを確認できる機能があります。
予定していなかった検索語で表示されているなら、それは次の記事やリライトの切り口を考える材料になります。
狙ったキーワードだけを見るのではなく、実際に検索エンジンから拾われ始めた言葉の周辺へ一段ずらすと、自分のブログと相性のあるテーマを見つけやすくなります。
一段ずらすときにやってはいけない4つのこと
競合を避けたい気持ちが強くなると、「とにかく誰も書いていないキーワード」を探したくなります。
しかし、競合が少ないことと検索されることは別です。一段ずらすときほど、検索意図が本当に存在するかを確認します。
キーワードの後ろに言葉を足すだけ
「競合が強いなら3語、4語にすればいい」と考えて、元のキーワードへ言葉を追加するだけでは、検索意図がほとんど変わらない場合があります。
たとえば「アメブロ SEO」「アメブロ SEO 方法」「アメブロ SEO 方法 初心者」が、検索結果でほぼ同じ内容を返しているなら、実質的には同じ競合と戦うことになります。
語数ではなく、検索結果に表示される記事の種類が変わるかを確認することが重要です。
検索されそうにない言葉まで細かくする
競合を避け続けると、誰も検索しないほど細かい表現になることがあります。
一段ずらした候補を作ったら、実際にGoogleで検索し、サジェストや関連する検索語、検索結果の記事内容などから、その疑問を持つ人がいそうか確認します。
競合ゼロを目指すのではなく、需要があり、自分の記事でも十分に答えられる場所を探すのが目的です。
同じ内容の記事を少しずつ変えて量産する
競合回避のために似たキーワードの記事を大量に作ると、それぞれの記事の違いが分からなくなることがあります。
「キーワード選定 方法」「キーワード選定 やり方」「キーワード選定 手順」のように、検索意図がほぼ同じなら、一つの記事でまとめたほうが自然な場合があります。
Googleも、検索順位だけを目的に、付加価値の乏しい似たページを大量に作ることを推奨していません。
一段ずらす場合も、「この記事は何の疑問だけを解決するのか」を明確にします。
タイトルだけずらして本文を同じにする
検索キーワードを変えたのに、本文が元の記事と同じでは意味がありません。
「競合が強いときの対処」をタイトルにしたのであれば、本文もキーワードの探し方全般ではなく、競合判定後の行動に集中させる必要があります。
Googleはタイトルについても、ページ内容が分かる説明的で簡潔な表現を推奨しており、不自然なキーワードの詰め込みは避けるよう案内しています。
アメブロでも記事タイトルとは別に検索表示タイトルを設定できるため、キーワードを並べるのではなく、検索した人が「この記事は自分の今の悩みに答えている」と判断できる表現に整えます。
アメブロで競合判定後に行う手順
実際にキーワードの競合が強いと感じたら、次の順番で考えると迷いにくくなります。
- 狙ったキーワードをGoogleで検索する
- 上位記事が答えている検索意図を確認する
- その検索をした読者が次に困ることを3〜5個書き出す
- 一段ずらした候補を実際に検索する
- 元の検索結果と違う記事が並ぶ候補を探す
- 自分の経験や具体例を入れて答えられる候補を選ぶ
- 記事公開後は実際の検索キーワードや表示状況を確認する
ここで重要なのは、最初から完璧なお宝キーワードを当てようとしないことです。
候補を3〜5個ほど作り、それぞれ検索結果を確認すると、「同じテーマなのに競合の顔ぶれが変わる場所」が見つかることがあります。
その境目が、一段ずらして狙いやすくなったサインです。
一段ずらすかそのまま狙うかの判断基準
すべてのキーワードで競合を避ける必要はありません。検索結果を確認したうえで、次のように判断します。
| 検索結果の状態 | 考え方 |
|---|---|
| 強いサイトが多く、検索意図も完全に一致している | 検索意図を一段ずらす候補 |
| 強いサイトは多いが、自分が答えたい疑問とはずれている | 検索意図に合った記事をそのまま検討 |
| 個人ブログも入り、内容にも不足がある | 元のキーワードをそのまま狙う余地あり |
| 競合は少ないが検索意図自体が見えない | 需要があるか再確認 |
| すでに自分の記事が表示され始めている | 実際の検索語を見て周辺へ展開 |
「大手サイトがいるから無理」「個人ブログがいるから簡単」という二択ではありません。
検索結果の内容と、自分が提供できる答えの両方を見て判断することが大切です。
アメブロの検索表示タイトルはずらした検索意図に合わせる
Amebaでは、通常の記事タイトルとは別に、GoogleやYahoo!などの検索結果向けの「検索表示タイトル」を設定できます。
一段ずらしたキーワードを狙う場合は、ここでも元の大きなテーマへ戻してしまわないようにします。
たとえば本文が「競合が強かった後の対処」に絞られているのに、検索表示タイトルを「アメブロのキーワード選定完全ガイド」のように広げると、記事の役割がぼやけます。
「競合が強いとき」「検索意図をずらす」「次に何をするか」といった、本文で実際に答えている内容が伝わるタイトルにします。
キーワードを何度も繰り返す必要はありません。検索した人が、自分の疑問への答えがあると理解できることを優先します。
アメブロのキーワード競合でよくある疑問
競合が強ければ、そのキーワードは諦めたほうがいいですか?
必ずしも諦める必要はありません。
強いサイトが並んでいても検索意図と記事内容がずれている場合や、自分だから書ける具体的な経験がある場合は、そのまま狙える可能性があります。
検索意図まで上位記事と重なり、同じ内容しか書けそうにない場合に一段ずらすと考えると分かりやすいです。
一段ずらすのとロングテールキーワードは同じですか?
同じではありません。
一段ずらした結果として複合語が増え、ロングテールキーワードになることはあります。
ただし目的は言葉を長くすることではなく、元の検索意図から「次の疑問」「特定の条件」「具体的な問題」へ移すことです。
どこまでキーワードをずらせばいいですか?
元の記事を検索する読者と同じ人が、続けて検索しそうな範囲を目安にします。
テーマまで変わってしまうほど遠くへ移動するのではなく、「その人が次に何で困るか」を考えるとずれすぎにくくなります。
一段ずらした候補はいくつ作ればいいですか?
最初は3〜5個程度で十分です。
候補を作ったあとに実際の検索結果を比較し、元のキーワードとは異なる検索結果になるものを優先して確認します。
候補を大量に出すことより、一つずつ検索意図を確認するほうが重要です。
公開後に競合が強かったと分かった場合はどうしますか?
すぐに記事を削除する必要はありません。
検索表示数、クリック数、CTR、平均掲載順位、実際に流入している検索キーワードなどを確認し、狙ったキーワード以外で反応が出ていないかを見ます。
別の検索意図で表示されているなら、その需要に合わせて見出しや検索表示タイトルを調整する方法もあります。
アメブロで競合が強いときはキーワードではなく悩みを一段ずらす
アメブロで狙ったキーワードの競合が強かったときは、すぐにテーマを捨てたり、意味もなく言葉を追加したりする必要はありません。
元のキーワードを検索した読者が、その次に何で困るのかを考え、検索意図を一段だけ具体化するのが基本です。
「方法」から「実行後の悩み」へ、「大きな比較」から「一つの判断基準」へ、「一般論」から「具体的な状況」へずらすと、同じテーマの中でも検索結果の競合が変わることがあります。
狙ったキーワードが強かったら、まずその検索結果を閉じずに見てください。上位記事を読んだ人が次に検索しそうな疑問を書き出し、その言葉でもう一度検索する。この繰り返しが、アメブロで競合を避けながら記事テーマを見つける実践的な方法です。



